白内障をレーシックで治す!

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白内障をレーシック手術で治せる、といった噂が根強くあるようです。
しかし結論から言うとこれは不可能です。
白内障の手術はレーシックとは全く別物になります。

白内障は水晶体が加齢や病気によって濁ったり固くなってしまうもの。
若い時は透明で柔らかく、光の屈折を調整して上手く焦点を合わせられるようになっています。

しかしそれが濁ることで光が上手く通過できなくなり、物がぼやけたり重なって見えるようになってしまうのです。
治療には点眼も有効ですが、根本的に治す場合は手術が必要となります。
この手術は濁ってしまった水晶体を取り除き、人工の水晶体を入れ替えるものです。
目の手術と聞くと非常に怖いもののような気がしてしまいますが、点眼の麻酔をして20分程度で終了するので、想像より精神的にも負担の少ない手術と言えるでしょう。日帰りのケースがほとんどです。

一方レーシックは視力回復を目的とするもので、そもそもの目的から違うものとなっています。
このような噂の原因は白内障手術の技術がレーシックで応用されたことが発端ではないでしょうか。
フェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ)を目の中に入れるレーシックの手術法がありますが、そのレンズが白内障治療と同じ素材で出来ているのです。恐らくその為に白内障がレ―シックで治ると混同されたように思えます。

また白内障の人はレ―シック手術を受けられません。
未成年や妊婦と同様に、目に病気がある場合は手術不可となっているのです。